概要：２７の真の紋章の１つ。表（出口）と裏（入り口）に分かれる。 その名前の通り、この世ではないモンスター界の門の役割をする。
トランの魔術師ウィンディが持っていた表は、モンスターをこの世に呼び出し、 トランの占星術師レックナートが今ももつ裏は、モンスターをもとの世界に 返す能力がある。この２つの能力は、実際に門の紋章戦争 (トラン解放戦争)の最終戦、グレッグミンスター攻防戦で発揮された。

実効：この門の紋章は、別々に持っていると長寿どころか寿命が縮まる「はじまりの紋章」とは異なり、１つだけでも不老の呪いが有効である。 しかし、前記のグレッグミンスター攻防戦では、ウィンディは単独でモンスターを 呼び出したが、レックナートは単独ではモンスターの返還？ができず、 もう１つ別の真の紋章（ヨシュアの竜の紋章）の力を借りている。 唯一この紋章が使われた時の実績からみれば、表と裏が完全に独立しているとは言えないようである。

生い立ち：太陽暦７０年頃、門の紋章の村がハルモニアに襲撃され、 そのときウィンディとレックナートが門の紋章を分け合って逃亡した。 これで門の紋章一族は２人を残し全滅、ウィンディはハルモニアに恨みを抱き、 その復讐を開始する。...しかしハルモニアではなく、なぜかトランで王様を誘惑して悪政を始める。さらに義兄弟であるレックナートの命をねらっているという噂もあった。レックナートの方はハルモニアに恨みを抱いているかは定かではないが、 自分が占星術師として勤めているトランは気に入っているようである。門の紋章戦争後、 表は生死が不明のウィンディとともに、行方不明となっている。

疑惑（私の単なる感想^^;）：門の紋章の「裏」には,他にいくらかの能力があるような気がする。筆頭は「１０８星をどの軍に集めるか決める」という、もうこれだけで物語の結末が決まっちゃうすごい能力。だってこの人以外に１０８星が集まるという予言をする人はいないのだ。また、１０８星が集まる元になった真の紋章の、最終リミットを解除する力もある。いやあーすごい紋章だなあ！..単に４００才の大魔法使いレックナート個人の力なのかもしれないが....さらに１０８星キャラで、途中で殉職した人を１人だけ生き返らせる力もあるみたいなんだけど、２では発揮されなかった。

概要：黒き刃の紋章と輝く盾の紋章の２つに分かれる。めんどくさいので、以下「剣」と「盾」と書く。左の絵は２つが合体した時の紋章の図柄で、別々の時は剣の絵と盾の絵という、紋章にしてはかなり写実的な柄となる。
能力は、「剣」と「盾」両方持つものが「戦いを裁く力」を得るという。（あれ？これってレックナート様がおもちの能力では....毎回勝敗決めてるし。）
しかし別々に持っている場合は、その戦いを裁く力を使うたびに、寿命が縮まるという、 ほとんど恐怖新聞、とんでもない紋章でもある。これを知らされずに継承させられた２主とジョウイはちょっと気の毒であった。いけませんな、株とか売るときと同じにリスクもきちんと説明しなくっちゃ....。
さて「戦いを裁く力」って、もめ事の仲裁とかうまくできのかと思ったら全然ちがって、ただの攻撃（剣）と回復（盾）魔法が使える、時として呪い防御ができる（ネクロード戦より）ということなのである。どのへんで 裁いているのだろうか？また、付随する能力として、別々の保有した場合、お互いが必ず敵対関係になってしまうという。ますますもって縁起悪い紋章だ...。

生い立ち：ほとんど不明。428年にハイランド対都市同盟の争いが始まったところで、ハイランドのハーン・カニンガム将軍が「剣」を、都市同盟のゲンカクが「盾」を所有することが判明する。それまでだれか持ってたの？どうやって２つに分かれて所有することになったのか、詳細はわからない。ハイランドと都市同盟の第一次対決の終了後、２人とも紋章をはずしている。どうやってはずせたのか？これもよくわからない。

実効：「剣」
LV4:どん欲なる友：敵全員に1200pダメージ。
LV3:つらぬく者：敵全員に700pダメージ。
LV2:きらめく刃：敵全員に100pダメージ、30%の確率で即死。
LV1:裁きの時：敵単体に120pダメージ。
「盾」
LV4:許す者のしるし：味方全員完全ＨＰ回復＋敵に2000pダメージ。
LV3:戦いの近い：味方全員300ＨＰ回復＋30%の確率で怒りに。
LV2:輝く光：敵全体に120pダメージ。
LV1:大いなる恵み：味方全員70ＨＰ回復。

どっちもたいそう役にたつ。こうしてみると２主がもつ「盾」の方が役にたつのかも。ただジョウイ・アトレイドの「剣」も、無属性なのか？やたらとよくきくのだ。なお、「剣」を使った時の豪華グラフィックを見ることができるのは、わずか１バトルのみである。

疑惑（私の単なる感想^^;）：レックナート様っ。２主とジョウイが紋章を石碑から継承するとき、なぜ「２つの紋章を、今すぐどっちか片方に渡しなさい」って言ってあげなかったの？そうすれば、２人が戦うこともなくて（それはともかくとして、ミューズ市民は助かった気がする）、紋章両方もってる方が戦いを裁いてくれて、戦争がすぐ終わったんでしょう？それは２人が戦ったあとじゃないとできないことなの？