その日、競馬場へ行ったのは生まれて２度目の事だった。
前日の新聞を見てとても気になる名前の馬が居る。カンで当たるとは 思わないけど、それでも気になってしょうがない。そんな気持ちで再び 友人と共にＪＲＡへ向かう。モニターでは有馬記念の出走予定馬の調教 ＶＴＲを延々流していて、それを見たり周囲の人々の意見を小耳に挟む たび随分惑い、結局「気になる馬」は１００円しかかわなかったのです。

これが悲劇を呼んだのかどうかは知らないけれど・・・彼は勝ちました。 それはそれは見事な末足で。それから私は彼の虜となりました。

切り揃えられたタテガミって美しい物だなぁって知ったし、何よりあの 夕日に照らされた栗毛の馬体の美しい事！！ １００円なので２７０円 程度しか払い戻しはなかったけど、例えブサイクだって競馬評論家に 言われようが誰に言われようが私はシルクジャスティスが大好き♪
（余談ですが：うちにはジャスティスのヌイグルミが２つ居ます。）

　　　　　　　　　　　　　　　Written by ちか様

　　☆これがシルクジャスティスだ！有馬記念1997(YouTube)
　　　---マーベラスサンデー、タイキブリザード、エアグルーヴ、ダンスパートナー、メジロドーベルらそうそうたるメンバーを最後の直線で差し切った、シルクジャスティスの会心のレース。 私もこの栗毛の美しさにひかれ、応援したものだった。