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1980年代前半、パソコンという言葉がなく、マイコンと呼ばれていた頃、 既に理系の学生たちはテレビゲームに魅了されていた. 8ビットの荒い画面、もちろんテキストのみ.でもでも大好き! しかし、あの時代,だれがファイナルファンタジー8を予想しただろう?
F16フライトシミュレーター 火吹き山の魔法使い インベーダー ウルティマ・恐怖のエクソダス デプス ラプラスの魔
初めて夢中になったTVゲーム.敵に後ろをとられないようにして撃墜する.
ベーシックマスターレベル3.緑の蛍光ぎらぎらのCRT、巨大なドット、あの 時代でもかなり使いにくい機種だったが、当時研究室に唯一のパソコンで、もうみんなで 順番待ちで使っていた.これのすぐあと、あのPC9801無印が研究室に登場し,「もう性能より 何より、画面が見やすくてドットが細かいパソコンが最高である.」という印象を与えた ほど飛躍的に画面が改善されていたのをよく覚えている.
さて、本ゲームは今のフライトシミュレーターと基本的に同じようなシステムだったと思う. 全部白黒で飛行機が十字線みたいというのをのぞけば.上昇、加速、敵が後からきたら、 「木の葉落とし」?とかいう機体を大きくロールさせて高度を急にさげる方法で逃げることが できた.しかし、研究室の男連中はうまくやれるのに、私は一度も木の葉落としが成功せず 自分が墜落してばかりだった.既にこの時点でアクションやシューティングが向かないのが わかったのだった.
出典や発売メーカーなどまったく不明.雑誌の付録か?うーーん?ロードはカセットテープからです. ギーガガガとうるさいのなんの.
反則かな.ドラゴンクエストの頃に流行った1人用テーブルトークRPGの傑作.
エンピツと紙とさいころ用意.あとは目的を達成するべく、ダンジョンや森を道を 分岐点にであうたびに、えらんで進んでいけばよい.戦いはサイコロで攻撃能力が モンスターより上ででれば、勝ちになる.選んだ先は「**ページへ」というふうにジャンプする. この「火吹き山の魔法使い」は当時の最高傑作とされたもので、本当におもしろかった. 1冊で終わるので簡単だし.
これをテーブルトークRPG(和製英語)というのだが、本当は2−8人くらいでやるものらしい.まず ファンタジー世界のキットを使って世界を把握、ルールにのっとり各自キャラ作り、この能力値 がサイコロなんだよね.そしてシナリオを始めるが、各キャラ行動は勝手にきめていいから 話がどうなるかわからない.最近ブーム再燃で、ロードス島戦記シリーズや、 ソードワールドはご存じではないだろうか?HPもたくさんあるので、さがしてみると、 その魅力がわかると思う.
1980年代前半.はやりましたよね.喫茶店とかで.
高い.1回100円で、たった3回死ぬと終わり.私は3分もたずに100円を 使い果たした.それ以来,アーケードゲームについては,特に言うことがありません.
おめでとう.キミが「クソゲー」の語源となったのだよ.あまりにすごいので.
ファミコン時代は、テレビゲームだってトライアンドエラーの時代. 少々へんなゲームもあったが、買った方もしかたないなあ、という感じだった.
しかし.しかしである.このウルティマは,あまりにひどかった. 何しろ海外の最高のフィールドRPGとか名声が異様に高かった.そしてその名声の せいか、ほとんど値段が下がらなかった.しかし、内容は,キャラが溝に落ちただけ で死ぬ.町の人にうっかりAボタンおすと戦闘になり、まず殺される.とにかく戦闘が 異様に時間がかかる.遠く離れた敵にむかって1歩づつ歩いていくんだよね.ただ1歩づつ 歩くだけのターンがえんえん.... このころのファミコン雑誌、ウルティマにけちつけられなし、攻略に何てかけばいいのか 困っていた.
しかし、もはやユーザーはだまっていなかった.夏と冬のコミケでゲームという分野 はまだ無かったが、各サークルがゲーム本を副業で出し始め、そこにはもちろん同人ならではの 容赦ない評が掲載された.恐怖のエクソダスの副題をいただき、最悪のゲームをクソゲー と、だれともなく呼ぶようになった.その当時のゲーム本だしてくれたいろいろな サークルさんは、今はみんなプロになって活躍中.なんかうれしいですよ.
パソコン通信黎明期のフリーウェアの潜水艦ゲーム.
ニフティなどでダウンロードできるフリーのゲームの初期のもので、 売り物よりよくできていたので、賞をとったりしていた.作者はえーと なんとか100%というゲーム制作グループだった. プレイヤーは船舶をそうさして、たくさん航行している潜水艦を 魚雷をおとして撃墜する.その動きが非常に軽快だった. 彼らは今?
ダンジョンRPGなんだけど、何しろラブクラフトテイストが特徴.
当時、知る人ぞ知るものすごく終わるのに時間がかかる、ホラー系 ダンジョンRPG.これは市販品.ご存じの方もおられると思うが、 後にスーパーファミコン版がほぼそのままのシナリオででた.
さてこれはオカルトマニアには受けました.なんたって舞台はマサチューセッツ 州アーカム.ラブクラフトのク・リトルリトル神話(クトゥルー)の最初の舞台の 町.猟奇事件を捜査する私立探偵が主人公で、怪しい館を霊能力者やカメラマン などと探索する.事件は複雑で五芒星の魔法陣から過去にもどり、さらに続く.
その間主人公らは恐ろしい早さで年をとっちゃって、物語まだ中盤らしいのに 主人公40才突破.とほほほ.彼らの生活のかては心霊写真を売ることという、 すごい設定.とにかくせっせと化けもんがでたら写真をとったものだ. 長い長い時間をかけて,物語佳境に入ったところで、バグがでて進めなくなり ました.今までの苦労はいったい...
すっかり忘れたころに、スーファミで登場してびっくり.買っちゃいました. やっぱ時間かかってます.謎解きむずかしい.でもつい....キングスフィールド などのダーク系ダンジョンRPG愛好家の皆さんは、もしかしてこれ気に入るかも?