ドラゴンクエスト2・悪霊の神々
2年後に発売されたドラゴンクエスト2。冒険の旅に感動でいっぱいの1と
比べ、堀井雄二の脚本(町のマッピングや地図も堀井さんだよ)の力に
圧倒された話。滅びた国の生き残りの姫は、猫に姿をかえられてしまい
ますが、必死に主人公らの後をついていくのです....ある伝言を伝えるために....
その国の最後の1人として、目の前で殺された両親の代わりに。あの粗雑な絵の
ファミコンでこんな話を不自然なくやっちゃうのは、シナリオライターの
神髄をみたきがしますよ。
さて、ドラクエ2では初めてパーティが誕生。1は勇者が1人で歩いてたからねえ、
にぎやかになってよかった。しかし、1,2とも、セーブ不可能。最近のゲーム
しかしらない君、ひゃあああ電源いれっぱなし?と思ったでしょ?違うのだ、
「ふっかつのじゅもん」なる50文字近いパスワードを入力し、それで
セーブデータが再現され、プレイ再開となるのだ。このパスワードが難問で、
ひらがながランダムにならぶものだから、1文字まちがえても「ふっかつのじゅもんが
ちがいます」とかでて、やりなおしになってしまうのだ。これで「やりこみ」てのは
不可能である。セーブが可能になった3から、やりこみ族が増えたのは
理解できるであろう?
ドラゴンクエスト2でインパクトがあったもの。それは何といっても棺桶!
ドラゴンクエストは、今のRPGと違い、フィールド移動時にも全キャラがぞろぞろ
並んで歩いていくのだが、戦闘不能になったキャラは棺桶に変身、それを
まだ生きてるキャラがひっぱって歩くことになるのだ。ドラクエ2の3人パーティ
では、最後尾にいる姫がよく生き残り、王子2人の棺桶をひきずる痛ましい姿が
通常に見られたものだった。力あるなあ...
|